神戸、2季ぶりのリーグ戦連敗で3位後退…東京Vは1点死守で4試合ぶり白星!

2024明治安田J1リーグ第16節が26日に行われ、ヴィッセル神戸と東京ヴェルディが対戦した。

前節の黒星、そして22日のカップ戦敗退から立ち直りたいチーム同士が『ノエビアスタジアム神戸』で激突。序盤は神戸がペースを握り、8分に最初の決定機が訪れる。ペナルティエリア右から大迫勇也が巻いて狙ったが、惜しくも枠の上に外れた。11分には右コーナーキックに山川哲史が合わせたものの、これも枠をとらえられない。その後も押し込み続けた神戸だったが、前半のうちに先制点を奪うことはできず、試合はスコアレスで折り返す。

神戸は54分、右から大迫勇也が送ったクロスに広瀬陸斗が合わせてゴールネットを揺らしたが、ハンドの判定で得点は認められない。

すると65分、なかなか決定的な場面を作れていなかった東京Vがラッキーな形で先制に成功する。染野唯月が右サイドに展開し、収めた翁長聖がペナルティエリア右からゴールに向かう低く速いクロスを送る。これが山口蛍のオウンゴールを誘った。

追いかける展開となった神戸は最後までゴールが遠く、東京Vが1点を守り切って勝利した。神戸は2022年11月以来となるリーグ戦連敗となり、鹿島アントラーズにかわされて3位へ後退した。東京Vは4試合ぶりの白星となった。

次節、神戸は6月1日に敵地で浦和レッズと、東京Vは同2日にホームで北海道コンサドーレ札幌と対戦する。

【スコア】
ヴィッセル神戸 0-1 東京ヴェルディ

【得点者】
0-1 65分 オウンゴール(神戸)

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