投資勧誘ロマンス詐欺で、30代女性が270万円被害

和歌山市の30代の女性が、マッチングアプリて知り合ったドイツ人という男の「投資で稼げる」という話を信じ、あわせて270万円あまりを、だまし取られました。和歌山東警察署が、SNS利用によるロマンス詐欺事件として、捜査しています。

和歌山市の女性は、今年(2024年)2月頃に、マッチングアプリで知り合ったドイツ人という男の「外国為替取引で稼いでいる」などとする話を信じ、自身も稼ぐことができると思い込み、持ちかけられた投資話に乗り、指示されるままにアプリをダウンロード、今月(5月)下旬にかけ、指定された口座に、6回に分けて、現金あわせておよそ274万円を振り込みました。女性は、その後もアプリを使って運用していましたが、出金するには150万円の税金がかかると言われ、不審に思い、家族に相談、詐欺に気がつきました。

和歌山県警では、「必ず儲かる」とか「投資の仕方を教える」などと電話やメール、SNSなどで勧誘された時は、まず詐欺を疑い、指示に従う前に、相談や確認をするよう注意を呼びかけています。県警の特殊詐欺被害防止専用フリーダイヤルは、0120・508・878です。

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