「えげつないスライダーだ」マーリンズ先発ギャレット、9回無失点で完封勝利! “マダックス”達成にMLB公式や米記者驚嘆「完封するのに僅か“95球”しか必要としなかった」

マイアミ・マーリンズのブラクストン・ギャレットが現地5月24日(日本時間25日)敵地でのアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に先発登板。9回(95球)を投げて、無失点で完封勝利。自身初の“マダックス”(100球未満で9イニング以上を投げきり完封すること)を達成した。

先発登板したギャレットは、初回先頭から打たせて取るピッチングでアウトを重ね、安定した試合展開を披露。9回(95球)を投げ、打者31人に対し、4被安打無失点、6奪三振で完封勝利。マダックス達成と今季初勝利をマークした。

試合終了後、MLB公式はX(旧ツイッター)を更新「ブラクストン・ギャレット、キャリア初の完封勝利! わずか95球でマダックスを達成‼ 」と綴り、MLB初の完封勝利とマダックス達成を称賛した。

“ピッチングニンジャ”の愛称でMLB選手から絶大な支持を集める、MLB公認アナリストのロブ・フリードマン氏も公式X(旧ツイッター)を通じて、「ブラクストン・ギャレット、83マイルのえげつないバックフット・スライダー...とソード‼」と綴り、圧巻のピッチングに驚きを示し、称賛した。
マーリンズの地元メディア『Bally Sports Florida』は公式Xを更新し、「ギャレットは、アリゾナで完投し、完封するのにわずか95球しか必要としなかった」と驚きを示し、キャリア初の記録達成を称えた。

なお、この日マーリンズはダイヤモンドバックス相手に3対0で勝利した。

構成●THE DIGEST編集部

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