無念のノーバーディで初Vならず 金澤志奈「悪い癖が出ていたのかな…」

パーオン率は50%だった(撮影/和田慎太郎)

◇国内女子◇リゾートトラストレディス 最終日(26日)◇関西ゴルフ倶楽部(兵庫)◇6545yd(パー72)◇晴れ(観衆4495人)

1打差トップから出た金澤志奈はノーバーディ、1ボギーの「73」でプレー。通算11アンダー3位でツアー初優勝を逃した。「バーディチャンスが少なかった。ロングパットを寄せてナイスパーでしのぐゴルフになってしまいました」

前半4番(パー3)は左上3mのチャンスにつけたが、決めきれずにパー。12番は2打目を左バンカーに入れてしまい、5mからの2パットのボギーをたたいた。同じホールでバーディを奪った岩井明愛にトップを譲った。

ツアー初優勝を逃した(撮影/和田慎太郎)

優勝争いが絡んだ最終日に気をつけていたのがプレーのリズムだった。「速くなっていたのかな。風もあったし、ショットもあまり良くなかった。悪い癖が出ていたのかな」。パーオン率は4日間で最低の50%(9/18)だった。

逆転優勝をあげた同じ最終組の岩井を拍手で祝福。「飛距離も出ていたし、ショットの安定性もあった。大事なバーディパット、パーパットも決めていたので素晴らしいプレーだなと思います」と称賛した。

自分のプレーには集中できたという(撮影/和田慎太郎)

それでも昨年3月「アクサレディス」以来となるトップ3フィニッシュ。「自分のプレーに今までで一番集中できたが、まだまだショットがついていけてない。しっかりとドライバー、アイアンショットを練習していきたい」と気持ちを切り替えた。(兵庫県三木市/玉木充)

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