「6」のぞろ目 記念の入場券 6月6日、井原鉄道と水島臨鉄

井原鉄道が発売する「6」並びの記念切符

 井原線を運行する井原鉄道(井原市東江原町)は元号を含めて「6」が並ぶ6月6日、年月日を入れた記念切符を発売する。開業当時に使われた「B型硬券」と呼ばれる厚紙タイプで、600枚限定。

 備中呉妹駅(倉敷市真備町尾崎)の入場券になっており、「6.6.6」と印字。同駅では当日のみ取り扱い、午前6時6分から100枚(通し番号1~100)を販売する。吉備真備駅(同町箭田)では当日から同月末までの予定だが、途中でなくなれば終了する。1枚190円。

 オンライン販売や通信販売も行う。

 「4」並び、「5」並びも作ってきており「恒例企画としてファンに好評」と同社。縁起の良い「7」並びとなる来年の製作も既に計画中で「なじみのない人も今年から集めてみては」とアピールする。問い合わせは同社営業企画課(0866―63―2677)。

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 水島臨海鉄道(倉敷市水島東栄町)も6月6日、ぞろ目の記念入場券を500枚限定で販売する。

 昔ながらの厚紙で作られた硬券を使用。券売機導入前に使われていた日付印字機「ダッチングマシン」を用意し、購入者が自分で押印できる。

 硬券専用の保護袋と台紙が付き、1枚150円(1人5枚まで)。倉敷市駅(同市阿知)の窓口で午前6時から先着順で販売する。

 ぞろ目の記念入場券は、令和に入って毎年発行しており、今回が6回目。臨鉄は「鉄道ファンに人気の企画。貴重な印字体験も楽しんでほしい」としている。

 問い合わせは臨鉄(086―446―0931)。

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