国民・玉木代表、政治資金パーティーめぐる立民・岡田幹事長「プロパガンダ」発言に「違う、そうじゃない」

国民民主党の玉木雄一郎代表(55)が26日、自身のX(旧ツイッター)を更新。立憲民主党の岡田克也幹事長(69)が同日、宮城県内での街頭演説で「日本維新の会とか、自民党とか。一部メディアによる『立憲がおかしなことをやっている』というプロパガンダ」と発言したネットニュースを引用し「違う、そうじゃない。『言ってることとやってることが違う』から批判されている」と指摘した。

立憲民主党は20日に「政治資金パーティーの開催の禁止に関する法律案」を単独で提出した後、岡田氏や大串博志選対委員長(58)ら党幹部が政治資金パーティーを開催予定であることが明らかになった。立民の泉健太代表(49)は24日、国会内での会見で「政治資金パーティー禁止法案というのは、この法律が施行されるまでの間、パーティーを禁止しているものではない」と理解を求めたが、岡田氏、大串両氏は開催を取りやめた。

玉木氏は「岡田幹事長でさえパーティしないと大変なら若手はもっと大変。特に地方の総支部長さんたち。全面禁止はやはり悪手で、外国人の購入禁止や開示基準引下げを自民党に厳しく迫るべきだったのでは」(原文ママ)と、立民が訴える政治資金パーティーの全面禁止は悪手だとした。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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