町を飲みこんだ濁流 7.13水害から20年 防災意識向上へ訓練【新潟】

2004年に発生 7.13水害

7.13水害の発生から今年で20年です。三条市で水害に備えた訓練が行われました。

大雨により三条市の五十嵐川などが決壊し、県内で15人が犠牲になった7.13水害。訓練は、発生から20年にあわせて洪水の発生を想定し、県や三条市など66の機関が参加して行われました。堤防の決壊を防ぐため、土のうを積む作業や浸水した家屋の住民をヘリで救助する演習などが行われました。

■北陸地方整備局 信濃川下流河川事務所 松﨑竹史副所長
「地域の防災意識の向上が図られるような取り組みを今後も実施していきたいと考えております。」

水害の教訓を伝えるために、今後シンポジウムの開催などが予定されています。

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