F1モナコGPで衝撃の“クラッシュ”発生 コース外で船が暴走「まるで鉄の球のように…」海外報道

F1の今季第8戦が行われているモナコのモンテカルロ市街地コース【写真:ロイター】

F1モナコGP

自動車レースのF1は今季第8戦モナコGPが開催中だ。地中海に面した、世界でも屈指の裕福な地域で、美しい市街地コースが有名。走路にも面した海には船舶が並ぶが、そこで思わぬ“クラッシュ”が発生したという。米スポーツ専門局「FOXスポーツ」オーストラリア版が伝えている。

「クレイジーなクラッシュ、モナコGPのビリオネア通りを揺るがす」との見出しがつけられた記事では驚くべき映像も公開されている。コースのすぐ近く、船舶が並んで浮かぶ海の傍を歩く観客のほうへ、突然ボートが突っ込んできたのだ。幸い観客にはぶつからなかったようだが、ボートは乗り上げてしまっている。

記事では「モナコGPの最も高くつくクラッシュがコースの外で発生した。この週末、有名な“ビリオネア通り”の中で高速アクシデントが起きたのだ」「噂によると、この巨大ヨットは米国人ドライバーのローガン・サージェントと家族が一週間を過ごす場所だという」などと伝えられている。

衝撃の映像については「小船とパリピでいっぱいのスーパーヨットとの間を、ボートがまるで鉄の球のように進入した際、2人の見物客が幸運にも怪我なく避けられたことがわかる。目撃者によると、当時、船上には誰もいなかったとのこと」とボートの暴走であると伝えられた。

コース外で起きた思わぬ“クラッシュ”。「地球上で最も高価な場所での事故発生で、ボートの運航者は高額の損害賠償を請求されることになる。この港に停泊しているヨットのほとんどは億万長者が所有している」とも報じられている。

THE ANSWER編集部

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