梅雨入りや台風前に 消防署や消防団が大分川で救助訓練

梅雨や台風などで水害が起こりやすい季節を前に、大分市内の消防署と地域の消防団が連携した水防訓練が行われました。

水防訓練が行われたのは大分川にかかる弁天大橋のたもとで大分中央消防署の隊員と地域の消防団、合わせておよそ90人が参加しました。
訓練は大雨で大分川が増水したという設定で実施。
川に流された人をゴムボートを使ったり、浮き輪やロープを専用の機械で飛ばしたりして、救助する訓練が行われました。
◆救助者役
「助けてください。足が挟まれて動けません」

また、倒壊した家屋の中に取り残された人を救助する訓練では、チェーンソーなどを使いながら消防隊員と消防団が連携して救助にあたっていました。

こうした水防訓練は今後、大分市内のほかの消防署でも実施されます。

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