和歌山市の阪和道で車とバイク2台が事故、2人死傷

きょう(26日)午後、和歌山市内の阪和自動車道上り線で、軽乗用車と大型バイクの衝突事故があり、大型バイクの男性が死亡し、一緒に走っていた普通バイクの男性が、事故を避けようと転倒し、重傷を負いました。この事故で、阪和道は、和歌山インターと和歌山ジャンクション間で、3時間にわたり、上り線が通行止めになりました。

きょう午後2時すぎ、和歌山市府中(ふちゅう)の阪和道上り線(北行き車線)で、走行車線を走っていた大阪・堺市の女性が運転する軽乗用車が、追い越し車線に進路を変えようとしたところ、後ろを走っていた大阪・岸和田市の65歳の男性が運転する大型バイクも同じように車線を変えようとして、衝突しました。

この事故で、大型バイクの男性は、病院に運ばれましたが、出血性ショックで、まもなく死亡しました。また、衝突・転倒した大型バイクは炎上しましたが、20分ほどで消し止められ、火災によるけが人はありませんでした。

一方、大型バイクと一緒に走っていた大阪・和泉市の60代の男性が運転する普通バイクは、事故を避けようとして、単独で転倒し、運転していた男性が、背中の骨を折る重傷を負いました。

これらの事故で、阪和道の和歌山インターと和歌山ジャンクション間の上り線が、午後3時すぎから午後6時すぎまで、3時間あまりにわたって通行止めになりました。

和歌山県警高速道路交通警察隊が、事故の原因などを詳しく調べています。現場は、阪和道の和歌山北インターチェンジの北およそ1キロの上り車線でした。

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