陸自ヘリ、部品落下か 要人用、防衛相搭乗予定

防衛省

 陸上自衛隊木更津駐屯地は26日、第1ヘリコプター団特別輸送ヘリコプター隊所属のヘリEC225LPの部品2個を紛失したと発表した。被害情報はない。同機は同日行われた「富士総合火力演習」に合わせ、滝ケ原飛行場(静岡県御殿場市)に向けて飛行しており、飛行中に落下した可能性があるという。

 陸自によると、要人輸送に使われるヘリで、演習を視察した木原稔防衛相が帰路に搭乗予定だった。木原氏は別の手段で東京へ向かった。

 部品は緊急着水装置を機体に固定するためのスチール製のワッシャー(直径2.4センチ、重さ6.9グラム)とクリップ(長さ5.7センチ、重さ2.7グラム)。

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