多岐川舞子 35周年ディナーショー「うれしかったことや、つらかった記憶が一気に思い出されました」

横浜でディナーショーを開催した多岐川舞子

歌手・多岐川舞子(54)が26日、神奈川県のローズホテル横浜でデビュー35周年を記念したディナーショーを開催した。

1989年にシングル「男灘」でデビューした多岐川。今年の5月21日にデビューしてから満35年を迎え、この度のディナーショーは35周年の集大成となった。

ドレス姿でステージに登場すると、22日にリリースした新曲「京都 別れ雨」を披露。同曲は、生まれ育った京都を題材としながらも、本人の得意とするサックスを存分に取り入れたアップテンポな楽曲。サックス演奏を交えながらステージを縦横無尽に動きまわった。来場者も〝舞子コール〟で声援を送ると、「ありがとう。今日は大感謝を込めて歌いますねー」と笑顔で答えた。

さらに新曲のカップリング曲であり、親交の深かった八代亜紀さんの名曲「おんな港町」、木下結子「放されて」のカバー曲もサックスとともに歌唱した。

多岐川は「デビューした時のうれしかったことや、つらかった記憶が一気に思いだされました。こうしてここまで歌ってこれたのはみなさんのおかげです」と語り、客席をまわりながらオリジナル曲メドレーを披露した。

多岐川は「私がデビューしてこれまで関わっていただいたファンの皆さまや関係者の皆さま、ありがとうございます。これからは、新曲『京都別れ雨」で自分の新たな世界が広がるように歌っていきますので、どうぞ応援お願いいたします」と語った。

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