『ACMA:GAME アクマゲーム』照朝(間宮祥太朗)の父・織田清司(吉川晃司)の過去が判明

間宮祥太朗が主演を務める日曜ドラマ『ACMA:GAME アクマゲーム』(日本テレビ系)第9話では、照朝(間宮祥太朗)を絶望と史上最大のピンチが襲う。

本作は、2013年から2017年にかけて『週刊少年マガジン』(講談社)に連載された、メーブ原作、恵広史作画の『ACMA:GAME』を、日本テレビが仕掛ける大型プロジェクト企画として実写化したサバイバルエンターテインメント。

5月26日に放送された第8話では、初(田中樹)は照朝を裏切ってなどいなかったことが判明。グングニルの情報を集めるため、欲に溺れたフリをして崩心(小澤征悦)に近づいていたのだ。「裏切るわけないだろ。ここに来る前も、ここに来てからもずっとお前の味方だよ」互いを認め、再び手を取り合う照朝と初。ホテルでは、アクマゲームトーナメント2回戦第2試合、潜夜(竜星涼)・悠季(古川琴音)VS毛利(増田昇太)・浅井(坂口涼太郎)が始まった。悪魔エルヴァが用意したゲームは“粘土問答~Clay Dialogue~”。チームの1人が“お題”を粘土で形にし、もう1人が粘土の形からお題が何であったかを当てる推理ゲームだ。

常にゲームを楽しんでいる潜夜だったが、このゲームには、潜夜をつらい過去の記憶に引きずりこむ思わぬ落とし穴が待っていた。“粘土問答”は、1人が粘土を作成中、他のプレーヤーは答えが分からないように五感を封印され、暗闇に包まれてしまうルール。暗闇の中に身を置くと、家族の命を救えなかった後悔の念にさいなまれ、2人の幻影に襲われてしまう潜夜は本来の実力を発揮できなくなり予想外の苦戦を強いられる。追い込まれた潜夜はやむなく悪魔のチカラ“スーパーデリバリー(超配達)”を発動。毛利の最愛の家族・妻と息子を会場に瞬間移動させ、毛利の理性を奪い混乱に陥れようとする。だが、どんな状況でも勝負に徹する不動の棋士・毛利の執念に、潜夜のチカラはかき消され、潜夜と悠季はまさかの敗北を喫してしまう。全力を出し切っての敗北に涙を流す潜夜。悠季は潜夜が初めて見せた初めての弱さにそっと寄り添う。

一方その頃、照朝と初は、グングニルの目的を突き止めていた。グングニルは複数の会場でトーナメントを開催し、トーナメント参加者が持つ“悪魔の鍵”を根こそぎ集めようとしているのだ。“悪魔の鍵”は所有者が譲渡するか、アクマゲームで勝たない限り移動しない。おそらく、トーナメントで最後に残った1人に、グングニルのトップであるガイドがゲームを挑んでくるはず。全てはガイドが仕掛けたワナ。しかも、すでに決勝戦が終了した他のゲーム会場では、勝利した1人を残して全員グングニルに処刑されていた。照朝の報告を聞き、参加者一同は驚愕。そしてついに、照朝の前にガイドが姿を現した。それは、死んだはずの父・織田清司(吉川晃司)だった。

6月2日に放送される第9話では、死んだはずの父・清司の過去が明らかに。13年前、崩心と手を組んだガイドは、自ら死を偽装して姿を消し、グングニルを設立。世界を正しく創り変えるためにG20への攻撃をもくろみ、世界に新たな秩序をもたらすのだという。

かつての優しい父はどこへ……。冷酷無情なガイドの計画を知り、絶望の淵に突き落とされる照朝だが、共に闘ってきた仲間たちに支えられて再び立ち上がる。窮地を脱する方法を見いだし、ガイドの前に立ちはだかる。「これ以上、もう誰も傷つけさせない。あんたの野望は全て俺が叩きつぶす!」。逃れられない親子の運命、最後のアクマゲームに挑む照朝。しかし、圧倒的強さを誇る王者ガイドに手も足も出ず……。最終回直前、史上最大のピンチが照朝を襲う。
(文=リアルサウンド編集部)

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