【中国】仏山で竜舟大会、日中関係者450人参加[社会]

在広州日本国総領事館などが主催するドラゴンボート大会が開催され、日中双方の関係者約450人が参加した=25日、広東省仏山市

在広州日本国総領事館などが主催するドラゴンボート大会「総領事杯竜舟大会」が25日、広東省仏山市で開催された。広東省に進出する日系企業の日本人駐在員や中国人従業員など日中双方の関係者約450人が参加。総領事館や広州日本商工会などが地元政府と協力して行うドラゴンボート大会は今回で4回目。回を追うごとに女性や子どもの参加者が増えている。

ドラゴンボート競技は手こぎのボートレースの一種で、竜をかたどった船首を持つ細長いボートを使用。太鼓の音に合わせてパドルをこぎ、タイムを競う。当日は総領事館や広州日本商工会、南海日商友誼会、広州日本人学校などの団体がそれぞれチームを編成。初めてドラゴンボートに触れる参加者も含め、力を合わせて競技に臨んだ。大会ではタイムレースのほか、親子でドラゴンボートに乗船する体験イベントも行われた。

総領事館の貴島善子総領事は当日のあいさつで、今年が辰(たつ)年であることにちなみ、飛躍の年とする思いも込めてドラゴンボートをこいでほしいと述べた。

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