アタランタが4位浮上、6位ローマのCL出場が潰える【セリエA】

[写真:Getty Images]

アタランタは26日、セリエA最終節でトリノをホームに迎え、3-0で快勝した。

欧州無敗記録樹立のレバークーゼンを撃破して初のヨーロッパリーグ王者に輝いた5位アタランタ(勝ち点66/1試合未消化)は勝利すると4位浮上となって6位ローマのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得が消滅する中、主力を起用した。

アタランタが5位のまま終われば9位に与えられるカンファレンスリーグ出場権獲得となる9位トリノに対し、EL優勝の立役者ルックマンがスカマッカ、デ・ケテラエルと共に3トップを形成したアタランタは、序盤の守勢を凌ぐと26分に先制する。

スカマッカがペナルティアーク左から強烈な反転シュートを叩き込んだ。前がかるトリノに対し、受け止めるアタランタは43分にリードを広げる。

パシャリッチのシュートのこぼれ球をルックマンが押し込んだ。

アタランタが2点をリードして迎えた後半、トリノの攻撃を受け止めると、69分にルックマンがPKを獲得。これをパシャリッチが決めて3-0とした。

76分にはスルーパスに抜け出たルックマンがネットを揺らしたがわずかにオフサイド。それでも終盤にかけても主導権を握ったアタランタが3-0で快勝。4位に浮上した。この結果、6位ローマの来季CL出場が潰えた。

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