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富山市中心部の大手モールで26日、歩行者と路面電車のみ車道を通行できるようにする「トランジットモール」が初めて民間主導で行われた。「歩行者天国」となった広々とした道路に、飲食や雑貨など51店とイベントブースが並び、大勢の家族連れが多彩な催しを満喫した。
富山新聞会館からユウタウン総曲輪内のウエストプラザまでの150メートル間が車両通行止めとなり、通りにはテントやキッチンカー、座って飲食が楽しめるテーブル、いすが並んだ。
トランジットモールに合わせて開かれた大手モールの定期市「越中大手市場」には、富山の旬の素材を使った料理や有機野菜、手作りのアクセサリー、バルーン教室などが集まった。ウエストプラザではバスケットボール男子・Bリーグ、富山グラウジーズのイベントやライブ、バルーンショーなどの行事も繰り広げられ、訪れた人は買い物や体験を楽しみながらまちなかを巡った。
●富山新聞社に事務局
トランジットモールは、富山市主導で、全国に先駆けて2017年に社会実験として始まり、今年3月まで計18回行われた。今年度から複数の地元企業が加わる富山トランジットモール実行委員会が運営の中心となる民間主導となった。富山新聞社に事務局を置く。
●次回は9月29日
年4回の定期開催で、今年度はこのあと、9月29日、11月24日、来年3月23日に開かれる。