「しらせ」の斎藤艦長と正田醤油の正田社長が交流 アニメ「よりもい」や南極の縁で 群馬・館林市

 砕氷艦「しらせ」の艦長、斎藤一城さん(51)=群馬県館林市=と、南極を目指す女子高生らを描いたアニメ「宇宙(そら)よりも遠い場所」(通称・よりもい)のキャラクターをデザインした商品を製造する正田醤油(同市)の正田隆社長が26日、同市の向井千秋記念子ども科学館で交流した。

 科学館では、同日まで企画展「南極観測を支える人々」が開かれていて、斎藤さんが協力している。同社の前社長、本川保之さんが1965年出発の南極地域観測隊の第7次越冬隊に参加し、南極との縁があるという。

 正田社長は同展を見学。斎藤さんに「よりもいしょうゆ」を贈った=写真。昨年11月~今年4月の航海で、南極によりもいしょうゆを持参したという斎藤さんは「自宅があり、アニメの舞台でもある館林市と南極のさまざまな縁を感じる」と話した。

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