バルセロナがチャビ監督のラストマッチを勝利で飾り、4連勝でシーズンを締めくくる!【ラ・リーガ】

[写真:Getty Images]

バルセロナは26日、ラ・リーガ最終節でセビージャとアウェイで対戦し2-1で勝利した。

一時は来季続投が発表されていたチャビ監督の退任を24日に発表した2位バルセロナは、前節のラージョ・バジェカーノ戦からスタメンを2人変更。ハフィーニャとセルジ・ロベルトに代えてペドリとクリステンセンをスタメンで起用した。

今季限りでのキケ・フローレス監督の退任を発表している13位セビージャに対し、立ち上がりからバルセロナから攻勢に出ると15分に先制する。ボックス右から侵入したカンセロのクロスをゴール前に走り込んだレヴァンドフスキがジャンピングボレーでゴールに叩き込んだ。

幸先良く先制したバルセロナだったが、その後はセビージャの反撃に遭うと徐々に劣勢へ。すると31分、ドリブルでゴール前まで切り込んだスマレのスルーパスに反応したエン=ネシリがゴールエリア左まで侵入すると、そのままシュートを流し込まれた。

追いつかれたバルセロナは35分、ボックス左横まで切り込んだフェルミン・ロペスのクロスをファーサイドのレヴァンドフスキが頭で折り返すと、ゴール前のペドリに決定機が訪れたが、ヘディングシュートはGKニーランのファインセーブに阻止。

さらに37分には、ボックス中央でフェルミン・ロペスの落としに反応したペドリがシュートを放ったが、これはクロスバーを直撃した。

立て続けのチャンスを逃したバルセロナは前半終了間際にピンチ。45分、セビージャに細かなパスワークで右サイドの突破を許すと、アグメのクロスをルケバキオがヘディングシュート。しかし、これは左ポストを直撃し、前半は1-1で終了した。

互いに選手を一人ずつ入れ替えて迎えた後半、先にスコアを動かしたのはバルセロナ。59分、ギュンドアンのパスを敵陣左サイドで受けたフェルミン・ロペスがボックス左手前まで切り込み右足一閃。狙いすました鋭いシュートはゴール左隅に突き刺さった。

その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、バルセロナは72分にピンチ。セルヒオ・ラモスのロングフィードでDFの裏を狙ったマリアーノ・ディアスがDFクバルシの中途半端なクリアをボックス内で拾いシュートを放ったが、これはGKテア・シュテーゲンがセーブした。

結局、試合はそのまま2-1でタイムアップ。チャビ監督のラストマッチを勝利で飾ったバルセロナは4連勝で今シーズンを締めくくった。

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