「サウジリーグか」「なぜしたんだ?」“英雄扱い”されたシティGKが一転、まさかのスケープゴートに! FA杯決勝での痛恨ミスに辛辣批判「出るべき理由がない」

5月25日に開催されたFAカップの決勝で、プレミアリーグを制したマンチェスター・シティが宿敵マンチェスター・ユナイテッドと聖地ウェンブリーで対戦。前半に2点を奪われる展開となり、終盤に1点を返したものの、1-2で敗れている。

下馬評では優勢と見られながら敗れたシティでバッシングを浴びているのが、GKシュテファン・オルテガだ。

スコアレスで迎えた30分、ルーズボールを処理しようと前に出たところで、DFヨシュコ・グバルディオルがヘッドで返したため、ボールは点々。相手FWアレハンドロ・ガルナチョに無人のゴールに流し込まれた。

【動画】シティがまさかの連係ミスで失点
2人の連係ミスだったが、英紙『Daily Mail』は、守護神に対して次のような批判の声が上がっていると伝えている。

「みんなグバルディオルを非難するだろうが、オルテガがそこに出るべき理由はまったくない」
「このゴールは何だ? サウジリーグを観ていたのかと思った」
「オルテガとグバルディオルの間のコミュニケーションは一体どこにあるんだ」
「なぜそんなことをするんだ? 彼がただじっと立っていたら、簡単にヘディングで返せただろうに」

プレミアリーグでは、正GKエデルソンの怪我で途中出場したトッテナムとの大一番で、ソン・フンミンの決定的なシュートを足でセーブし、英雄となったオルテガ。ジョゼップ・グアルディオラ監督から「彼がいなかったら、アーセナルが優勝していた」と絶賛された31歳がスケープゴートとなってしまった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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