【山口天気 朝刊5/27】午前中は不安定な空模様 急な雨や雷に注意が必要 午後は雨が小康状態も 曇り空が続く見込み

昨夜から低気圧や前線によるまとまった雨雲が、県内に接近し雨が降り始めました。徐々に雨脚が強まり、きょう27日(月)午前5時現在も、瀬戸内側を中心に雨が降り続いています。

きょう27日(月)の午前中は、北日本へ進む低気圧から伸びる寒冷前線の影響で、県内はぐずつく天気が続きそうです。また、大陸方面には次の前線も次第に伸びてきます。

夜中のうちに活発な雨雲は東に抜けたものの、昼頃まではまだ雨雲が残りやすく、度々急な雨や雷、河川の増水にも注意が必要です。

午後になると、雨は小康状態になるでしょう。

きのう26日(日)の午前9時にフィリピン付近で、熱帯低気圧が台風1号へと発達してきました。

このあと、あす28日(火)からあさって29日(水)頃は、一時暴風域を伴う勢力に発達しながら、南西諸島の南の海上を通過し、その後日本の南から伊豆諸島の南を北東方向に進んでいく見込みです。

日中の最高気温は各地25度前後できのう26日(日)と比べ、3度程低くなるところが多くなる予想です。

あす28日(火)も低気圧や前線の影響で、雨が降る見込みです。夕方頃には雨は止むとみていますが、前線の通過により北寄りの風が流れ込むため、この時期にしては気温も低く、空気は冷たく感じられそうです。

あさって29日(水)、そして30日(木)と日ざしの届く日が続きますが、31日(金)は厚い雲に覆われる予想です。

週末も雲は多めですが、大きな天気の崩れはなく、日ざしのしっかり届く時間もありそうです。

紫外線情報です。午後も雲が多めですが、長時間外出する場合は日焼けの対策を、しっかり心がけていきましょう。

(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)

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