角田裕毅がモナコで8位入賞「タイヤとペースの管理に集中した我慢のレース。終盤プッシュできた時は楽しかった」

 2024年F1モナコGP決勝で、RBの角田裕毅は8位入賞を果たし、4ポイントを獲得した。1周目に多重クラッシュが発生し、赤旗レース中断に。ミディアムタイヤでスタートした角田は、リスタートでハードタイヤを履き、最後まで走り切った。

 ビークルパフォーマンス責任者ギヨーム・デゾトーは、角田の一日を振り返って、次のようにコメントした。

「今回は4ポイントを獲得した。裕毅が今日のレースで8位を獲得したことで、力強く、激しい週末が報われた。彼は金曜日から素晴らしいペースを発揮し、今日は、我々のパッケージが向上しつつあり、引き続き中団のトップに立っていることを確認できた」

「裕毅は、この非常に特殊なシナリオにおいて、良いスタートをし、一貫したレースを走り、タイヤをうまく管理した。赤旗の後、最善の戦略は、ハードタイヤでリスタートし、最後まで走り切ることだと分かっていた。タイヤとマシンのマネジメントが最も重要なレースで、裕毅はエンジニアのサポートを受けながら、76周を非常にうまく走り切った」

2024年F1第8戦F1モナコGP 角田裕毅(RB)

■角田裕毅(ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チーム)
決勝=8位(77周/78周)
8番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

2024年F1第8戦F1モナコGP 角田裕毅(RB)の8位を祝うチーム

 とても長いレースでした。自分たちが計画した戦略を尊重して走る必要がありました。

 少しイライラしましたが、冷静さを保ち、ペースをコントロールして走行しました。僕たちは最大限の結果を出したと思います。タイヤとペースをうまく管理し、どんな状況にも対応できるように備えました。

 最後の数周は、チームから、全力でプッシュしてもいいと言われたので、楽しかったです。プッシュしてもいいが、欲張りすぎず、マシンを無事に持ち帰るよう言われました。

 重要なのは、連続してポイントを獲り続けていることです。チームとして強力なレースウイークを過ごせたので、とてもポジティブです。チームはよくやりました。皆にふさわしい結果です。

2024年F1第8戦F1モナコGP 角田裕毅(RB)

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