JR佐伯駅にサイクルツーリズムの拠点オープン 電動自転車含め50台貸し出し【大分県】

電動アシスト自転車などを貸し出す「さいきりんぐターミナル」が、佐伯市のJR佐伯駅にオープン
県内最大規模のEバイク30台をそろえている「さいきりんぐターミナル」

 【佐伯】「サイクリングの日」の22日、佐伯市のJR佐伯駅に、自転車貸し出し所「さいきりんぐターミナル」がオープンした。県内最大規模となる電動アシスト自転車(Eバイク)30台を含む、計50台を用意。サイクルツーリズムの拠点として、市の観光振興に生かす。

 ターミナルは、同駅の一室を借りて一般財団法人「観光まちづくり佐伯」が運営。鮮やかなピンク色の窓口が目印で、自転車の貸し出しやサイクルイベントの受け付けに対応する。

 貸出料は▽Eバイク・2千円(4時間以内)~4千円(1日)▽自転車・500~千円―など。子ども向けの小型自転車やキックバイクもある。

 開所式で同法人の古田浅男観光推進課長が「環境に優しい自転車の利用が、観光客と市民の両方になじみ深いものになれば。今後もさまざまな楽しみ方を提案していく」とあいさつ。関係者がEバイクの乗り心地を確認した。

 同法人でサイクルイベントを担当する山本真央さん(33)は「ペダルをこげば肌で自然を感じられる上に、おなかも減る。家族や友人で佐伯を訪れて、景観と食をいっぺんに楽しんでほしい」と話した。

 営業時間は午前9時~午後4時半。不定休。問い合わせは市観光案内所(0972.23.3400)。

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