パドレスが被スイープ回避で5割復帰 ヤンキースは連勝ストップ

【ヤンキース2-5パドレス】@ペトコ・パーク

日本時間5月27日、パドレスは本拠地ペトコ・パークでのヤンキース3連戦の最終戦を迎え、5対2で逆転勝利。3連戦の被スイープを回避し、5割復帰を果たした。パドレス2番手のジェレマイア・エストラーダは対戦した打者5人をすべて三振に仕留める好リリーフで2勝目(0敗)を挙げ、4番手のロベルト・スアレスが15セーブ目を記録。ヤンキース先発のクラーク・シュミットは6回途中3安打2失点(自責点1)の力投も3敗目(5勝)を喫した。なお、パドレスの松井裕樹に登板機会はなかった。

シュミットとジョー・マスグローブの両先発が好投して両軍無得点のまま5イニングを終えた一戦は、ヤンキースが6回表一死からアンソニー・ボルピーのヒットと盗塁でチャンスを作り、フアン・ソトのタイムリー二塁打で先制。しかし、パドレスは6回裏に無死満塁の絶好機を迎えると、ジャクソン・メリルの内野ゴロの間に同点とし、金河成(キム・ハソン)のバント安打がタイムリーとなって勝ち越しに成功した。二死後、ルイス・アライズとフェルナンド・タティスJr.に連続タイムリーが出て、この回一挙4得点。7回裏にもマニー・マチャドのタイムリー二塁打で1点を追加し、ヤンキースの反撃を1点に抑えて5対2で勝利した。

試合の流れを変えたのは、パドレス2番手のエストラーダの快投だ。ソトのタイムリー二塁打で先制された直後、6回表一死2塁のピンチでマウンドに上がると、アーロン・ジャッジとアレックス・バーデューゴを連続三振。4点を奪って逆転したあとの7回表はジャンカルロ・スタントン、アンソニー・リゾ、グレイバー・トーレスを三者三振に仕留めた。エストラーダはパドレスが昨年11月にカブスからウエーバーで獲得した25歳の右腕。今季はここまで11試合に登板して防御率0.59、被打率.098、WHIP0.59、奪三振率14.67と素晴らしいパフォーマンスを見せ、貴重な戦力となっている。

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