93企業・団体が市民にPR 「こまき産業フェスタ」開催

多くの来場者でにぎわった

 【尾東】小牧市内の企業を市民にPRする「こまき産業フェスタ2024」(小牧商工会議所、同フェスタ実行委員会、小牧市共催、中部経済新聞社など後援)が25、26日の両日、小牧市間々原新田のパークアリーナ小牧で開かれた。屋内に73、屋外に20の企業・団体が出展し、自社製品や技術を紹介した。SDGs(持続可能な開発目標)の知識を深めるイベントも行われ、多くの家族連れでにぎわった。

 同フェスタは、市内企業と市民の交流の活発化やSDGsの普及促進を目的に開催されている。開会式で小牧会議所の梶本一典会頭が「出展事業者と来場者との出会いが、小牧の地域経済の発展につながることを期待している」とあいさつした。

 メインアリーナのCKDのブースでは、デモ機を使って参加者に隠れた文字を読み取ってもらうゲームを実施。住友理工は、正しく胸骨圧迫ができているかが確認できる、胸骨圧迫訓練評価システムを披露した。竹藤商店マテリバと水野商会の「石あそび」体験では、参加者が大小さまざまな庭石を使ってミニチュアの庭作りに挑戦していた。

 屋外のうまいもん広場では、名古屋コーチンを使ったうどんや焼き鳥、コモのパンなどに行列ができていた。

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