アストロズ・ブランコが開幕5連勝 タッカーは単独トップの18号

【アストロズ5-2アスレチックス】@オークランド・コロシアム

日本時間5月27日、アストロズは敵地オークランド・コロシアムでのアスレチックス3連戦の最終戦を迎え、5対2で勝利。同地区対決3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。粘着物質の規定違反で10試合の出場停止処分を受けていたアストロズのロネル・ブランコは、復帰戦で7回4安打1失点の好投を披露し、開幕5連勝(防御率1.99)。アスレチックス先発のアーロン・ブルックスは5回途中9安打5失点(自責点1)でマウンドを降り、2敗目(0勝)を喫した。

試合序盤から拙攻が続いていたアストロズだが、4回表一死1・3塁からヤイナー・ディアスの犠飛でようやく先制。相手のエラーで二死2・3塁と再びチャンスを迎え、ホセ・アルトゥーベに2点タイムリー、カイル・タッカーにはメジャー単独トップとなる18号2ランが飛び出し、一挙5得点のビッグイニングとなった。6回裏にマックス・シューマンの3号ソロで1点、9回裏にもシェイ・ランゲリアーズの11号ソロで1点を返されたが、5対2で勝利。3位アストロズは、首位マリナーズとの3.5ゲーム差、2位レンジャーズとの0.5ゲーム差をキープした。

タッカーはガナー・ヘンダーソン(オリオールズ)、アーロン・ジャッジ(ヤンキース)と17本塁打で並んでいたが、この試合の一発で再びメジャー単独トップに浮上。39打点もリーグ3位タイとなっており、OPS1.033は大谷翔平(ドジャース)を抜き、ジャッジに次ぐメジャー2位の数字である。キャリアハイは2021年と2022年に記録した30本塁打だが、このペースでいけば自己記録更新は間違いない。現時点でシーズン55本塁打ペースとなっており、今後どこまで数字を伸ばせるか注目だ。

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