オートバイの男性死亡 逆走の車と正面衝突 亀山の国道1号 運転の77歳逮捕 過失運転致傷疑い 三重

 【亀山】25日午前8時半ごろ、三重県亀山市関町坂下の国道1号下りで、逆走していた乗用車とオートバイが正面衝突。オートバイを運転していた広島県福山市の殿迫英治さん(61)が全身を強く打って救急搬送され、約1時間半後に死亡した。

 亀山署は同日、自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで、乗用車を運転していた菰野町大羽根園青葉町、無職前田雅弘容疑者(77)を現行犯逮捕した。容疑を過失運転致死に切り替え、逆走の経緯などを調べる。容疑を認めている。

 同署によると、正面衝突のあおりで、別の乗用車が殿迫さんのオートバイに追突した。さらに後方を走行していたオートバイが破片に乗り上げるなどして転倒し、運転していた男性が肩などを打撲する軽傷。計4台が絡む事故となった。

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