巨人の坂本勇人は、守備全般での貢献を示す「UZR」でリーグ断トツの5.6
巨人の坂本勇人内野手が、三塁守備でセ・リーグ断トツの指標を残している。遊撃手としてゴールデングラブ賞に5回輝いた名手は、昨年9月に三塁手へコンバート。今季は35歳にして新たなポジションでレギュラーを務めている。
セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTAのデータよると、守備全般での貢献を示す「UZR」では三塁手リーグトップの5.6。2位の宮崎敏郎(DeNA)は1.4と4倍の差をつけている。
昨年9月7日のヤクルト戦(神宮)で「5番・三塁」で先発出場。プロ17年目で初めて三塁守備に就いたが、いきなり三塁線の難しい打球をスライディング好捕し、敵地を騒然とさせた。今季も長年守ってきた様子で難なく務めている。
DELTAが公式X(旧ツイッター)でこのデータを紹介すると、ファンも衝撃。「※坂本勇人は三塁手をやり始めてから1年も経っていません」「この中にサード1年目のやつが紛れてる」「坂本GGじゃなかったら暴れる」「坂本バケモンすぎる」「さすが坂本神だわ。GGは余裕やな」との声が寄せられている。(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)
データ提供:DELTA
2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』も運営する。