鎌田大地の残留臨むラツィオ指揮官、来季の起用プラン明かす「最終ラインの前の方が…」

去就に注目が集まる鎌田大地[写真:Getty Images]

ラツィオのイゴール・トゥドール監督が日本代表MF鎌田大地(27)の今後について語った。イタリア『La Lazio Siamo Noi』が伝えた。

ラツィオとの契約満了が迫り、今後の去就に注目が集まる鎌田。3月にやってきて以降、この27歳を積極的に起用しているトゥドール監督は、26日に行われたセリエA最終節のサッスオーロ戦前の会見で「彼は残留を望んでいる」「契約更新に努めることになる」と語っていた。

鎌田がフル出場したそのサッスオーロ戦は1-1の引き分けに終わり、ラツィオは7位が確定。来シーズンのヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得した。

試合後の記者会見でトゥドール監督はこの結果についてコメント。「ヨーロッパリーグ出場を決められたのは良い結果だし、我々はそれに値する。(就任してから)2カ月半の間、今日の勝ち点で終わるような良い道を歩んできた」と満足感を示している。

一方、「ダイチに関するニュースはまだない。数日中に何か起きるかどうか見てみよう」と改めて鎌田について言及。残留が決まった場合の来シーズンの起用ブランも明かし、[3-4-2-1]のシャドーかボランチかで言えば、ボランチ起用が優先と考えているようだ。

「カマダは攻撃的な位置よりも最終ラインの前の方が良いと私は思う。しかし、(ゴールも決めた)インテル戦のように前線で起用しても良い試合もある。彼は最終ラインの前でプレーする重要な資質を持っている」

フランクフルト時代の恩師であるオリバー・グラスナー監督が指揮するプレミアリーグのクリスタル・パレスも狙っているという鎌田。決断に注目が集まっている。

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