江蘇省常熟市で完成した、レソト高地引水プロジェクト送水管路建設用の2台のシールドマシン。（常熟＝新華社配信/張鳳華）
【新華社南京5月27日】中国インフラ建設大手の中国交通建設集団傘下の中交天和機械設備製造はこのほど、同社がアフリカ南部の国、レソトの高地引水プロジェクト向けに開発したシールドマシン2台が22日に検収に合格したと明らかにした。間もなく分解して発送するという。
2台の直径は5380ミリ。同プロジェクトの送水管路は全長3万4420メートルに及び、2台は勾配の上側と下側からそれぞれ半分ずつ掘削する。
同プロジェクトは、レソトと南アフリカの間で進められる最大の二国間インフラプロジェクトで、完成後は、南アフリカの水不足問題が緩和されるだけでなく、レソトの電力、水利事業の発展も促進される。（記者/陳席元）
