デヴィッド・リンチのカルトムービーが蘇る 『デューン/砂の惑星』4K版の予告編公開

8月2日よりシネ・リーブル池袋ほかにて全国順次公開される「テアトル・クラシックス ACT.4 『デューン/砂の惑星』4Kリマスター版」のポスタービジュアルと予告編が公開された。

本作は、フランク・ハーバートの長編小説を原作に、デヴィッド・リンチ監督が独自の映像美学で映画化したSF作品。主演には、『ツイン・ピークス』のデイル・クーパー役で知られるカイル・マクラクランを迎えた。

未だに人気を誇る本作が、誰もが知る不朽の名作や密かに人気を博す隠れた傑作を、東京テアトルのセレクションで贈るスペシャル・プログラム「テアトル・クラシックス ACT.4」として上映される。

西暦10191年。砂に覆われ、巨大な虫が支配する“デューン”と呼ばれる荒涼の惑星・アラキス。皇帝シャダム4世の従弟にあたるアトレイデス公爵の息子・ポールを中心に、宇宙を支配する力を持つ「メランジ」と呼ばれるスパイスを巡る、壮大なドラマが幕を開ける。

公開されたポスタービジュアルには、「“創造主”デヴィッド・リンチ伝説の超大作」という言葉が。また、宇宙空間にビビッドな色味で写し出された“デューン”と呼ばれる砂漠の惑星アラキスと、本作の象徴ともいえる巨大生物・“砂虫(サンド・ウォーム)”の恐ろしい造形が写し出されている。

あわせて公開された予告編は、イルーラン姫が宇宙で最も貴重な物質である香料メランジと、その唯一の採取地である砂漠の惑星“デューン”の説明をする場面から始まる。メランジを求めて抗争が勃発する中、力が開花し“救世主”となったポールが、宇宙を支配する邪悪な権力に闘いを挑む様子が描かれている。壮大なスケールの映像と、リンチ監督の美学がつまった映像となっている。

(文=リアルサウンド編集部)

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