子どもの権利「うんこドリル」で学ぼう 川崎市がコラボ冊子作成

コラボしたうんこドリルの表紙

 川崎市はこのほど、子どもの権利をテーマにした小冊子を、子どもたちに根強い人気がある「うんこドリル」(文響社)とのコラボレーションで作成したと発表した。「市子どもの権利に関する条例」の普及と啓発が狙い。

 20ページの全面カラー版の冊子は、読書が苦手な子どもでも飽きずに読み進められる工夫が凝らされている。ドリル形式のため、子どもも楽しみながら同条例について学ぶことができる。

 7月1日によみうりランド(同市多摩区など)、同27日にグランツリー武蔵小杉(同市中原区)、同28日にラゾーナ川崎プラザ(同市幸区)の3カ所でお披露目イベントを開く。来場者にはコラボした冊子を無料で配布するほか、同ドリルのキャラクター「うんこ先生」も登場し一緒に問題に挑戦する企画も催す。

 市の担当者は「子どもだけではなく大人もみんなで楽しく学ぶことができるイベントだ」と来場を呼びかけている。

 問い合わせは、市青少年支援室子どもの権利担当電話044(200)2344。

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