ハリポタ俳優ラド・クリフ、ファンとの境界線に悩むもパートナーから学ぶ 現在は1児のパパ

英俳優のダニエル・ラドクリフは、子役出身ながら今でも演技を楽しめることを幸運に感じているそうだ。11歳の時、『ハリー・ポッターと賢者の石 』の主役としてブレイクしたダニエルは、業界への情熱が衰える子役出身者が多い中で、34歳となった今でも舞台や映画出演を楽しんでいるという。

ニューヨーク・ポスト紙のページ・シックスにダニエルはこう語る。「小さいころに始め、仕事があまり好きでなくなり、ただ抜け出せない気分になるような人はたくさんいる。でも僕はかなり若いころから『これが自分の道』だと感じていたんだ」

2007年の『エクウス』出演以来舞台俳優としても活躍、『メリリー・ウィー・ロール・アロング』でトニー賞のミュージカル助演男優賞にもノミネートされているダニエルは、「『ポッター』の時も大好きだったし、舞台のステージを初めて踏んだ時も大好きだった」と語り、今でも変わらぬ情熱を抱いていると話している。

俳優業を愛している一方で、パートナーのエリン・ダークとの間に1歳になる息子を持つダニエルは、ファンとの境界線を引くのが難しいとして、アトランティック誌に「境界線ということについて彼女から多くを学んだ」「たまにだけど、道で声をかけてくる人で、少し様子がおかしかったり、失礼だったりする人がいる。向こうがおかしい態度なら、自分もみんなに良い顔をする必要がないってことを、何年もかけて彼女から学んだよ。僕の自主性みたいなものを教えられたっていうのかな」と話した。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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