統合新病院の候補地 青森自動車道沿いの「外環状線エリア」を新たに調査へ

青森県立中央病院と青森市民病院の統合を巡り、26日に開かれた有識者会議では、建設候補地として青森自動車道沿いの「外環状線エリア」を新たに調査することを決めました。

有識者会議では、統合新病院の在り方や整備場所について、学識経験者や医療関係者などが議論を重ねています。

整備場所については、4月に行われた青森市の検討委員会で、委員12人のうち8人が「青い森セントラルパーク」が望ましいとしていました。

26日の会議では「青い森セントラルパーク」について、複数の委員から周辺の道路が渋滞しやすいといった交通アクセスにおける課題が挙がり、「青い森セントラルパーク」に加え、外環状線エリア周辺で検討を進めることとしました。

有識者会議では、8月上旬を目途に整備場所の方向性を示す方針で、年度内の決定を目指します。

【有識者会議 福田眞作座長】
「もし(外環状線エリアに)候補地がなければ、おそらくこの流れでいいますと、『青い森セントラルパーク』しかないのではないかと考えておりますけれども、もし可能性があるのであれば、やはり追求すべきではないかということで、今回そういった方向性を決めさせていただきました」

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