死亡男性の上半身に鋭利なものによる複数の傷 屋内に荒らされた形跡なく

滋賀県警大津北署

 26日午後に大津市仰木の里東の民家で住人の男性(60)が血を流して死亡しているのが見つかった事案で、男性の上半身に鋭利なものによる複数の傷があったことが27日、滋賀県警への取材で分かった。死後数日が経過しているといい、県警は事件の可能性もあるとみて捜査している。

 県警の説明では、26日午後4時ごろ、1階の居間でうつぶせで倒れている男性を、親族の女性が見つけ、119番した。男性はその場で死亡が確認された。

 男性は妻と2人暮らしとみられ、遺体発見時、妻は不在だった。通報した親族は男性としばらく連絡が取れず心配になり、男性宅を訪れた。屋内に荒らされた形跡はなく、玄関は無施錠だったという。

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