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[24日 ロイター] - 米農務省は24日、豪ビクトリア州で高病原性鳥インフルエンザが検出されたことを受け、同州からの特定の家禽(かきん)類と副産物の輸入を22日から禁止したと発表した。
ビクトリア州産出、ないし同州を経由する未加工の鳥類製品及び副産物に加え、家禽類、商業用鳥類、ふ化卵などの輸入も禁じられた。ペット用と動物園用の鳥類は30日間の検疫を条件として、許可制で輸入が認められる。
オーストラリアは、24日の週の初めに鳥インフルエンザのヒトへの初の感染例を報告した。インドで感染した子どもで、既に回復したという。一方で、養鶏場で別の感染力の強い株が見つかった。
ビクトリア州では直近では2020年に鳥インフルエンザが発生したが、豪政府によると感染はすぐに抑えられた。
鳥インフルエンザは3月、米国で乳牛の間でも発生し、人同士で感染可能な変異への懸念が高まっている。ただ、米疾病対策センター(CDC)は、一般市民への感染リスクは依然として低いとしている。