ヘタフェで復活のグリーンウッドが感謝の言葉「温かく迎え入れてくれてありがとう」、ユナイテッドからは移籍へ

ヘタフェでの今季最終戦を終えたグリーンウッド[写真:Getty Images]

マンチェスター・ユナイテッドからレンタル移籍中の元イングランド代表FWメイソン・グリーンウッド(22)がヘタフェに別れを告げた。
【写真】ヘタフェで充実の時を過ごしたグリーンウッド

ユナイテッド生え抜きの逸材として将来が期待されていたものの、2022年1月から強姦未遂などの容疑をかけられ、しばらく活動を停止していたグリーンウッド。2023年2月に訴訟が取り下げられ無罪となったが、今シーズンはヘタフェへのレンタル移籍で再起を図ることとなった。

久々の実戦復帰の舞台が自身初のラ・リーガとなったグリーンウッドだが、ヘタフェに加入してからすぐに主力に定着し、公式戦36試合で10ゴール6 アシストを記録。今月上旬には、クラブ会長のアンヘル・トーレス氏が「我々と一緒にいてほしい」と残留希望を公言していた。

しかし、26日に行われたラ・リーガ最終節のマジョルカ戦を1-2の敗戦で終えると、この試合にフル出場したグリーンウッドはインスタグラムでメッセージを投稿。ヘタフェ関係者に感謝の言葉を贈っている。

「ヘタフェファミリーとファンには、素晴らしいシーズンを過ごせたことを心から感謝している。温かく迎え入れてくれた上、仲間の一員だと感じさせてくれてどうもありがとう。チームメイトやクラブと共に、全ての瞬間を楽しんだ」

「ほろ苦い結末だったけど、皆さんのためにプレーできて嬉しかった。(ヘタフェの)幸運を祈っている」

イギリス『エクスプレス』によると、レンタル期間が終了するグリーンウッドは一度イングランドへ帰還。今夏はユナイテッドからの移籍が既定路線で、ドルトムント、アトレティコ・マドリー、ユベントス、ナポリなどが移籍先候補に挙がっている模様だ。

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