“男性の急所”を卑下するような言葉…学園祭での韓国女性歌手の発言が物議、昨年は“18禁”ダンスで告発騒動も

またしても韓国の大学の学園祭で騒動が起きた。

韓国では最近、SNSなどで女性歌手BIBIの発言が注目を集めている。問題視されているのは、彼女が4月25日に出演した南ソウル大学の学園祭での一コマだった。

当時、同大学の学園祭ステージに登場したBIBIは、「学校が嫌いな人?学校〇〇のような人?」と観客に叫んだ。この発言を編集した映像が、26日時点で約60万回も再生されており、大半が否定的な反応を示している。“男性の急所”を卑下する悪口を放ったことに対する問題提起が多数だ。

(写真提供=OSEN)BIBI

大学学園祭での“卑猥騒動”は今回のBIBIだけではない。昨年5月には、MAMAMOOのファサがソウル成均館(ソンギュングァン)大学で披露したダンスが、公然わいせつ罪だと保護者団体に告発されたことがある。しかし同年10月、ソウル城東(ソンドン)警察署はファサの公然わいせつ罪容疑について“嫌疑なし”の判断を下し、事件を終結とした。

2年連続で煽情性問題が提起されてしまった大学学園祭。主な観客である大学生は大人だとはいえ、出演するアーティストもパフォーマンスについては一考する必要があるだろう。

◇BIBI プロフィール

本名キム・ヒョンソ。スターの卵を発掘する音楽番組『THE FAN』に出演したのをきっかけに、2019年の5月にデビュー。同番組に出演するきっかけは、音声ファイル共有サービス「SoundCloud」だったという。BIBIというアーティスト名は「Naked BIBI」の略。裸の赤ちゃんのように純粋で、若々しい姿を見せたいという意味が込められている。今はまだ知名度が低いものの、HIP-HOPをベースとした多彩な楽曲で世界中を魅了している。

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