洲本城の歴史を「瓦」でひも解く 6月30日まで企画展

兵庫県洲本市の文化史料館では、国指定の史跡・洲本城跡から見つかった瓦を展示する企画展が開かれています。

「天正9年」と書かれたこの瓦は、洲本城跡から出土した文字瓦です。

洲本市の淡路文化史料館で開催中の企画展では、国の史跡に指定されている洲本城跡から出土した貴重な瓦を見ることができます。

1526年に築城された洲本城は、2004年から大規模な石垣の修復工事が続いていて、それに伴い2023年行われた発掘調査で、城を守る石かべ「石塁」の内部から数多くの文字瓦や鬼瓦などが見つかりました。

会場には、これまでの調査で出土した瓦51点が展示されている他、石垣の解体作業の様子などがパネルで紹介されていて、2026年で築城から500年を迎える洲本城の歴史を感じることができます。

この企画展は、6月30日まで開かれています。

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