ナイジェリア大統領夫人がメーガン妃の服装を痛烈批判「裸は受け入れられない」

ナイジェリアを訪問したメーガン妃(左=ロイター)

ナイジェリア大統領夫人が、同国訪問中のメーガン妃の服装を「裸は受け入れられない」と痛烈に批判した。英紙エクスプレスが26日に報じた。

ナイジェリアのボラ・アハメド・ティヌブ大統領夫人であるオルレミ・ティヌブ上院議員は先日、大統領の就任1年周年を記念して開催されたイベントで演説し、女性が生活のあらゆる分野でいかに大きな貢献を果たしてきたかを称えた。その中で10日から3日間滞在したメーガン妃の派手な服装について、痛烈な言葉を述べた。

「私たちはメットガラ(世界的なファッションの祭典)を開催しているわけではありません。裸はどこにでもあり、男性はきちんとした服装をしています。私たちの文化では裸は受け入れられないと伝えてください。それはまったく美しくありません」と同夫人はX(旧ツイッター)で共有されたスピーチの一部で語った。

さらには「彼女(ナイジェリアの女性)たちは自分自身に自信を持つべきです。アメリカの映画スターをまねしたり、見習ったりする必要はありません。メーガンはなぜアフリカを探しにここに来たのでしょう? 私たちは自分が何者か知っています。自分自身を見失わないでください」とメーガン妃の行動が〝侮辱〟だったとも受け取れる言葉で糾弾した。

メーガン妃はハイディ・メリックのピーチ色の背中を大きく露出したドレスから、ジョアンナ・オルティスのストラップ付きプリントドレスまで、およそ12万ポンド(約2300万円)の衣装代を費やしたとされ、何度もドレスを着替えては「メ―ガンショー」と各方面から批判を浴びた。

SNS上でも「メーガンは国際的な騒動を引き起こした」「彼女は他の国の文化を本当に尊重し、国に謝罪するべきだ」との批判が相次いだ。メーガン妃に対する風当たりは強くなる一方だ。

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