全国切符かけ熱戦 和歌山県高校総体が本格化

田辺―和歌山高専 攻め上がる田辺の選手(白のユニホーム)=25日、和歌山県日高川町で

 和歌山県高校総体が本格的に始まった。全国高校総体(インターハイ)出場をかけた熱戦が県内各地で繰り広げられている。

 サッカー男子は25日に開幕した。26チームがトーナメントで優勝を争う。決勝は6月9日の予定。

 日高川町の南山スポーツ公園陸上競技場では25日、1回戦があった。第1試合で田辺と和歌山高専が対戦し、田辺が6―0で勝利。2回戦へ駒を進めた。1~2月にあった新人戦で優勝した近大和歌山と戦う。

 田辺の若勇昌聖主将(3年)は「初戦ということで序盤は硬さもあったが、徐々に自分たちのサッカーができるようになった。近大和歌山とは厳しい試合になると思うが、スピードのあるカウンターで得点を狙いたい」と話した。

 サッカー女子は、神島、新宮、和歌山北、近大和歌山の4校によるトーナメントが26日に始まる。決勝は6月2日の予定。

 県高校総体は31競技あり、5月31日~6月2日が開催のピーク。ラグビーは10、11月、陸上競技の駅伝は11月に予定されている。

 インターハイは7月21日~8月20日に福岡、佐賀、長崎、大分の各県と北海道、福島県である。ヨット競技は和歌山県が会場。

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