中国政府系半導体ファンド、第3号が正式に設立 475億ドル規模

[北京 27日 ロイター] - 中国は半導体産業強化に向け、第3号となる政府系投資ファンドを設立した。登録資本金は3440億元(475億ドル)となり、2014年に設立した1号(1387億元)、19年の2号(2040億元)の規模を上回った。

政府系信用情報機関「国家企業信用情報公示システム」によると、第3期の「国家集成電路産業投資基金(大基金)」が24日に正式に設立され、北京市市場監督管理局に登録された。

中国企業情報データベース会社「天眼査」によると、財政省が17%の出資比率で筆頭株主。国開金融が10.5%で続いている。

財政省からは今のところコメントを得られていない。

ロイターは昨年9月に第3期大基金が立ち上げられると報じていた。

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