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アルピーヌのエステバン・オコンは、F1第9戦カナダGPで5グリッド降格ペナルティを受けることが決まった。
モナコGPの決勝レースの1周目、11番グリッドからスタートしたオコンは、ターン8(ポルティエ)で前を走るチームメイトのピエール・ガスリーのインに飛び込んだ。しかしオコンの左リヤタイヤとガスリーの右フロントタイヤが接触し、オコンのマシンはガスリーのフロントタイヤに乗り上げるような形で大きく跳ね上がった。
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2台は自力でピットに戻り、ガスリーは多重クラッシュの影響による赤旗中断を経てリスタート迎え、10位に入賞し1ポイントを獲得した。一方オコンはピットに戻った後にリタイアとなった。
その後スチュワードは、オコンが国際競技規則の付則L項第4章のd)に違反したとして調査を行った。オンボード映像などを見直した結果、スチュワードは、この接触は追い抜きを試みたオコンひとりによって引き起こされたものであることは明確だと判断した。
こういったケースでは基本的に10秒のタイムペナルティが科されるものの、オコンはすでにリタイアしていたため、スチュワードは10秒ペナルティに相当する5グリッド降格ペナルティを科し、次のカナダGPで適用されることになった。またペナルティポイントも2ポイント追加しており、これでオコンのペナルティポイントは合計3ポイントとなった。
なおオコンは接触の責任を認めており、自身のSNSにおいて「今日のインシデントは自分の責任だ。この件についてチームに謝罪する」と述べている。
カナダGPは、ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで6月7〜9日に開催される予定だ。
投稿 オコン、次戦カナダGPで5グリッド降格。僚友ガスリーとの接触の責任を認め謝罪/F1第8戦 は autosport web に最初に表示されました。