仮想空間メタバース活用で職員採用説明会 千葉県市原市

仮想空間メタバース活用で職員採用説明会 千葉県市原市

 千葉県の市原市は5月27日、市職員の採用説明会をインターネット上の仮想空間「メタバース」で初めて開催しました。

 採用説明会は、2025年4月入庁職員の採用試験が6月から始まるのを前に開催されたもので、市内外から学生ら9人が参加しました。

 参加者はそれぞれ、自宅などから自身の分身「アバター」として、市のメタバースを訪れ、市職員から、事務職や保健師職など職種ごとに業務内容や待遇などの説明を受けました。
  顔を出さない「アバター」の特性も影響しているのか、参加者が面と向かって聞きにくい 時間外勤務の現状やキャリアアップの実情などを職員に質問する場面も見られました。

 市原市情報政策課 中田直樹 課長
 「(メタバースでは)時間と距離がなきものになるのが一番の利点。遠方から来てもらっても不自由なく来てもらう形をとりたかった」「(今後も)メタバースとマッチするコンテンツを考えてやっていこうと思う」

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