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湾岸エリアの慢性的な交通渋滞の解消などが期待される、「新湾岸道路」の整備促進をめざし、千葉県と沿線市で構成する期成同盟会が5月27日、総会を開き、国への要望内容を取りまとめました。
期成同盟会は、県と千葉市、習志野市など沿線の6つの市で構成され、27日の通常総会には、千葉県の熊谷知事や千葉市の神谷俊一市長などの沿線市の首長のほか、国会議員らも出席しました。
新湾岸道路は外環高谷JCTから蘇我IC、市原IC周辺までの湾岸部での整備を想定しています。
会議の冒頭熊谷知事は、新湾岸道路について「国際競争力の強化や交通渋滞の緩和などが期待される、重要な道路」と述べ、新湾岸道路の早期実現に向けた連携を呼びかけました。
そして会議では国への要望について審議され、大まかなルートや構造の検討を進め、早期に新湾岸道路の計画の具体化を図るよう、要望することが決まりました。
このほか、東関東自動車道の湾岸千葉ICと宮野木JCTの間に新たにスマートICを設置するなど、湾岸地域の一般国道の渋滞緩和に向けた取り組みの推進も求めることになりました。