FBS福岡放送、ブルーカーボン活動・アマモ場づくり始動 / Screens

FBS福岡放送では、SDGsポリシー『福岡から未来をちょっと明るく』に基づいた活動の一環として、海の環境保全「ブルーカーボン活動・アマモ場づくり」ならびに、SDGsポリシーのロゴのお披露目が福岡市西区・能古島で行われた。

5月18日、環境保全に取り組む団体「一般社団法人ふくおかFUN」の指導のもと、同社社員とその家族、ボランティアスタッフや大学生など約30人が参加し、水深約1.5メートルの場所に育つ海草「アマモ」の花枝が採取された。

アマモは、魚のすみかや産卵場所となり、“海のゆりかご”と言われている。また、アマモなどの海草が二酸化炭素を吸収して、沿岸・海洋生態系に貯留される炭素を「ブルーカーボン」と呼び、地球温暖化を緩和する効果が期待されているという。

今回採取された花枝は、今後2か月かけて海水に浸して熟成させると、中にある約1万粒の種が取り出せるようになる。今年の秋以降に海にまいてアマモを増やす計画で、福岡放送では、これからも海の環境保全活動に取り組んでいく予定だ。

<FBSと海の環境保全について>
同社は、24時間テレビチャリティー委員会「博多湾をきれいにするプロジェクト」(2011~2019年)などを行ってきた。去年10月には、豊かな博多湾の環境を未来の世代に引き継いでいくことを目的とした「博多湾NEXT会議」に加入。「博多湾NEXT会議」とは、2018年に発足した任意団体で市民・市民団体・漁業関係者・企業・行政など多様な主体で構成され、同社は放送局初の加入となる。「博多湾NEXT会議」に加入したことを契機に、去年10月「全国アマモサミット」や、去年12月「アマモ場づくり」(福岡市西区今津)に参加するなどブルーカーボン活動を推進している。

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