北海道・帯広市に住む40代の女性がマッチングアプリを通じて知り合ったイギリス出身の日本人を名乗る男におよそ5900万円をだまし取られました。
警察によりますと、女性は今年2月、マッチングアプリを通じて男と知り合い、はじめは出身地などの世間話をしていたもののそのうち男から別のSNS上でやり取りするように誘われたということです。
さらに男から「暗号資産ならすぐに資産が増える」などと暗号資産への投資に誘われ、3月下旬から2か月間、女性は指定された銀行口座に14回にわたっておよそ5900万円を振り込みました。
5月下旬になって女性はオンラインの口座上で金額が増えていたため引き出そうとしたものの、引き出すことができなかったことから詐欺ではないかと疑い警察に相談したところ事件が発覚しました。
警察は「SNSで知り合った相手から現金を要求された場合は詐欺を疑い、警察に相談してください」と注意喚起するとともに相談の際には、「#9110」まで電話するよう呼びかけています。