与田祐希主演「量産型リコ」最終章で、市川由衣、佐月絵美、矢柴俊博、浅香唯、森下能幸がリコの家族に! 石田悠佳&田中要次も続投

テレ東系で6月27日にスタートする乃木坂46与田祐希主演の木ドラ24「量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-」(木曜深夜0:30。BSテレ東・BSテレ東4K =7月2日スタート・火曜深夜0:00)の追加キャストが解禁され、市川由衣、佐月絵美、矢柴俊博浅香唯森下能幸が与田演じる主人公・小向璃子の家族を演じるほか、前シリーズからLINKL PLANET・石田悠佳田中要次が続投することも分かった。

「量産型リコ」シリーズは、ちまたにいるごく普通の女子である璃子が、仕事にプライベートに自問自答しながら、プラモデルというホビーとの出合いを通じて、大人になっていく成長記。2022年に第1シーズンが、23年には璃子のほか登場人物が同姓同名の全く異なる役柄で登場する第2シーズンが放送され、好評を博した。最終章となる今回は、“家族”をテーマに、実家に帰ってきた璃子と、その家族とのひと夏を描いたホビー・ヒューマンドラマだ。また、「BANDAI SPIRITS」の制作協力の下、各話に実在するさまざまなプラモデルが登場するのも見どころ。今回の最新シリーズにおいて、第1話のプラモデルには、アニメ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」の「ガンダム・バルバトス」が決定している。

市川が演じるのはしっかり者の長女・侑美。前シリーズでは璃子が起こした会社に新たに加入するメンバー・熊本侑美を演じていたが、今回は家族として璃子と関わっていくこととなる。

出演にあたり、市川は「前作のクランクアップ時、主演の与田さんと話しながら泣けてきてしまったことを昨日のことのように覚えています。マイペースで低温にみえますが努力家で頑張り屋さんの与田さんに対して、いつしか母のような気持ちを持つようになっていました」と前作を振り返りつつ、「今作では与田さん演じるリコの姉になれること、本当にうれしいです! 4年ぶりに実家に家族が集まって過ごすひと夏のお話。どこか懐かしくいとしい、リコワールドの真骨頂になっています。大好きな共演者、スタッフの皆さまと、のどかな場所で絶賛撮影中! 楽しみに待っていてください!」と喜びを語っている。

佐月はわがままで甘え上手な三女・香絵を演じる。今回、三女の配役はオーディションが開催され、300人以上の応募の中から佐月が勝ち取った。佐月は「オーディションで香絵と出会い、出演させていただけると知った時は、とてもうれしかったです。リコチームの新たな一員として、楽しく撮影に参加させていただいています。家族のほのぼのとした空間、やっさんたちと作り上げるプラモデル、全部が愛くるしい作品です。ぜひご覧ください!」と力強くアピールしている。

矢柴は市川と同じく、前シリーズでは璃子が起こした会社に新たに加入するメンバー・後田浩一郎を演じていた。今回は婿入りで小向家に入った優しくて心配性な父・浩一郎を演じる。矢柴は「大きな事件や衝撃の展開はありませんが(たぶん)、それぞれの時間を進み始めていた僕ら家族が、それぞれの秘密や胸の内を発見しにプチ探検に出かけます。リコと僕らが、実家の畳に寝転がり、食卓でしょうゆをかけ、仏壇に線香をあげる。シリーズ3作目は、そんな“営みのエンターテインメント”です!」とシリーズ最終章となる今作の見どころを強調する。

今シリーズ初参加となる浅香が演じるのは、璃子たちを過保護にせず伸び伸びと育て上げた母の由里香。浅香は「このたび三姉妹のお母さんを演じさせていただきます!! キラキラと輝くかわいいかわいい三人娘に囲まれて、とても幸せな毎日を送っています。似たような年頃の娘を持つ母として、彼女たちのしぐさや言葉にいちいち感動している私なのです(笑) 」と自身と役柄を重ねつつ「家族っていいもんだな~と演じながらあらためて家族の絆のすてきさに気付かされました。ひと夏の家族の物語にキュンキュンしてくださいね!」と呼びかけている。

璃子が4年ぶりに帰省するきっかけとなる亡くなった祖父・仁を演じるのは森下。仁は家族のことが大好きな優しい祖父で、生前はプラモデルを趣味にしており、「矢島模型店」に足しげく通っていた。森下は3作続けての出演となる。

森下は「今作も参加させていただくことの喜び、3作目まで続けてくださった制作陣の志、この『量産型リコ』を見てくださっていた視聴者の皆さま、ありがとうございます! 感謝!」とシリーズ皆勤出演に感謝し、「前作、前々作同様、今作も『量産型リコ』らしい物語、各話のエピソード、そして『プラモデル』への熱量に満ちあふれていますね! 私、前作では『アシスト王』を目指しておりましたが、今作では『存』『在』『感』を心掛けたいと思います」と新たな野望をかかげている。

そして、前シリーズから引き続き「矢島模型店」のメンバーとして、店主のやっさんこと矢島一役を田中が、アルバイト店員のアオ役を石田がそれぞれ演じる。

全作に出演し、今シリーズのコンセプトである「プラモデル」を象徴する存在を演じてきた田中は、「サブタイトルにとうとう『最後』と付いてしまったことに少し寂しさを感じながら、自然豊かな郊外が舞台となる3作目は今までとは全く違う景色が見られると期待してます」と一抹の寂しさを覚えたことを明かし、「今作は、田舎の風情が感じられそうな、夏休みの夜にふさわしいドラマになると思います。今回が見納めのリコになるかもしれませんが、多くの方々に見届けていただくことによって、次なるステージにつながれたらと思っております。『ギブバースの人』と呼ばれるようになるまで、矢島は諦めませんよっ! よろしくお願いします。(ᴗ͈ˬᴗ͈⸝⸝)ペコリ」と締めくくった。

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