室内飼いでも要チェック!寄生虫から猫を守る5つの方法とは|獣医師が解説

猫を飼っている方にとって、寄生虫対策は必須事項!たとえ室内で飼っていても、飼い主さんが家に持ち込んでしまう可能性があります。
今回は寄生虫から愛猫を守るための5つの方法について、獣医師の小林清佳先生にお話を伺いました。全て漏れなく対策ができているか、チェックしながら読んでくださいね。

寄生虫対策薬を忘れずに!

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猫の寄生虫対策には、寄生虫の駆除とフィラリア症予防が同時にできる薬を投与することが効果的。かかりつけの獣医師に相談のうえ、薬の種類や投薬時期を検討するようにしましょう。

排泄物はこまめに片付ける

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排泄したてのウンチから猫や人に感染することはまずありませんが、放置していると感染源となる可能性もあります。排泄物は早く処理し、飼い主さんは処理後石けんで手洗いをしましょう。

室内を清潔に保つ

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一年中快適な温度が保たれる室内は、ノミ・ダニの繁殖にも最適。こまめに掃除機をかけたり、猫トイレや寝床などは丸洗いしたりして、できるだけ清潔に保つようにしてください。

人によるノミなどの持ち込みを想定

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たとえばノミは飼い主さんが外猫と接触したり、マダニも靴や衣服に付着したりして室内に持ち込まれるケースもあります。そのようなことを想定し、寄生虫対策ができる薬の投与を検討しましょう。

ブラッシングを念入りに行う

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ブラッシングを念入りに行うことで、体に付着した寄生虫を発見できるケースもあります。被毛に異変がないかも念入りにチェックしてくださいね。

愛猫を寄生虫から守り健康に過ごしてもらうためには、しっかり対策することが大事!薬の投与や清潔な環境づくりなどの対策で、愛猫が安心して過ごせるよう心がけてくださいね。

お話を伺った先生/小林清佳先生(モノカどうぶつ病院院長)
参考/「ねこのきもち」2024年4月号『成猫も、室内飼いも油断できない! 実録 寄生虫13のエピソード』
文/宮田あゆみ
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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