国指定名勝の三溪園は、5月から6月にかけて大池周辺に花しょうぶやさつきが咲き広がり、同園のシンボルである旧燈明寺三重塔や創設者・原三溪の旧宅である鶴翔閣を背景にしたその姿は、初夏の三溪園を代表する景色として長年親しまれています。この時期、同園では「さつき盆栽展」「花しょうぶ展」を開催。また、梅の加工・保存方法の講習と限定ランチがセットになったイベント「梅づくし」を1日限定で行います。
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花しょうぶにさつきの展示、梅の加工の講習会も
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さつき盆栽展
日本で最も多く植えられている庭木であるさつきは扱いやすい性質から園芸用として人気が高まり、江戸時代にはつつじと区別されるようになりました。大きく華やかな花を咲かせるさつきは盆栽の中でも人気が高く、品種ごとに異なる花の色や模様だけでなく、樹形や風格、鉢の組み合わせなど、その見どころはさまざまです。お手入れ方法のご相談受付や盆栽の販売もするそうです。
日程 6/2(日)まで
時間 9:00~16:30(最終日16:00まで)
場所 外苑 中央広場
料金 無料(入園料別途)
共催 横浜三溪園皐月会
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花しょうぶ展
江戸時代を中心に数多くの品種が育成され、現在は5000種あるといわれている花しょうぶ。期間中は昭和5年から花しょうぶの普及活動を行い、現在は品種検証も担っている日本花菖蒲協会が育てた選りすぐりの花を展示します。会場では鉢植えの販売や手入れ方法、疾病対策などの栽培に関する相談も無料で受け付けるそうです。
日程 6/6(木)~9(日)
時間 10:00~16:00(初日は 13:00から)
場所 外苑 中央広場
料金 無料(入園料別途)
共催 日本花菖蒲協会
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梅づくし
杉田梅を知り尽くした市原由貴子さんを講師に、梅酒と梅ジュースの作り方の実演・講習、梅の特徴や杉田梅の歴史などについて学びます。講習後は梅の風合いを味わえる逸品が詰め込まれた同企画限定のランチを楽しめます。当日は梅干し・梅酢・赤しそふりかけなどの梅製品の販売もあり、商品の購入のみも可能だそうです。
日程 6/9(日)
時間 10:30~12:15/12:30~14:15(各回20人)
場所 外苑 待春軒
料金 4000円(税込み・入園料別途)※ランチ、お土産つき
講師 合同会社横浜旬・菜・果代表 市原由貴子さん
申し込み 専用サイトで事前予約を
三溪園(さんけいえん)
住所 横浜市中区本牧三之谷58-1
℡045-621-0635