立憲・蓮舫氏「反自民、非小池」掲げて都知事選に出馬表明。子育て政策については何を語った?

立憲民主党の蓮舫参院議員は5月27日、東京都内で記者会見を開き、任期満了に伴う都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)に無所属で立候補すると表明した。

蓮舫氏は会見で「『政治とカネ』の自民党を絶対に許さない」と批判。「反自民党政治、非小池都政。私は都知事選にこの姿勢で臨みたい」と説明し、「古い政治と決別して本当に必要な政策に予算を振り向ける都政をつくりたい」と述べた。

記者から子育て政策について問われると、蓮舫氏は「結婚もできない、安定した仕事もない、3年後が見えない若い子たちが増えてきてしまっている」と指摘し、若者への支援に力を入れる姿勢を示した。具体的な公約については日を改めて説明するという。

子育て政策に関する記者とのやり取りは以下の通り。

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記者:小池都知事のイメージとして、子育て政策をよくアピールされているのかなという意識を持っています。東京は働きながら子育てをされている方も多いと思いますので、子育て政策に特化して、こういうことをやりたいというのがあれば教えて下さい。

蓮舫氏:75万人になったんですよね、1年間に生まれる赤ちゃんが。戦後は260万人、第2次ベビーブームの時には200万人が生まれていた。もう76万人。この人たちに手当てをしなければいけない、その人たちの子育てを支えなければいけないというのはもちろんあります。私も2004年は少子化対策を掲げて選挙に臨みました。

一方で、結婚もできない、安定した仕事もない、3年後が見えない、そういう格差の、光の当たらないところにいる若い子たちが増えてきてしまっている。私は少子化対策に加えて、こういう若者対策、あるいは今、未婚率はもう男性で2人に1人、女性で3人に1人ですから、そうした私と同じぐらいの世代の現役世代の方々への支援も必要だと思っています。

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